一般的な税理士との違いは？格安税理士の安さの秘密
格安税理士は、ほとんどの場合その報酬相場が一般の税理士よりも低く設定されています。近年ではインターネットでこの格安税理士を探す方も増えており、税理士間の価格競争も進んでいます。では、格安税理士を利用することで生まれるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
やっぱり安いとうれしい
一番のメリットはその費用の安さです。格安税理士の場合、通常の相場よりも二万から三万円安い価格で依頼できるといわれています。税理士の顧問料は月ごとに支払うので、一ヶ月に二万円安くなれば一年で二十四万円安く抑えることが可能になります。将来のことを見据え少しでも費用を抑えたいのならば、格安税理士の利用も検討すべきでしょう。
格安税理士の安さの理由とは？
面談回数が少ない
格安税理士は面談回数が通常よりも少なくなる傾向があるという特徴があります。会社への訪問回数が少なくなるケースと、税理士の事務所まで自分で訪問しに行くケースが存在します。これはそもそも毎月税理士と面談する必要がない方や、事務所まで訪問することで費用を安く抑えたいという方にはメリットに繋がります。
毎月税理士と面談する必要がないのであれば、これはメリットとなります。来るのであれば委託先と言えどもそれなりにもてなさないといけないし、質問されたら答えないといけませんからね。
若手税理士が来ることが多い
格安税理士として紹介される税理士は経験年数の少ない若手であることが多いようです。そのため依頼する側との年齢が近い場合は、話しやすく親しみやすいというメリットも生まれるかもしれません。
正直税理士として活動しているのであれば、税務の知識自体は大きな違いはありません。運営方針や人当たり、考え方で大きな違いが出てきます。若い税理士の方がフットワークも軽いですし、サービス業という認識の強い方が多いので個人的にはおススメですね。
税理士と契約を結ぶ場合は、直接会ってどのような人物か見極めることが重要になってきます。経験や知識量も大切ですが、熱意に溢れる税理士ならば年齢に関係なく良い仕事を続けられるのではないでしょうか。
個別サービスは必要な時だけ利用する
一般的に税理士の顧問料には相談料が含まれることが多いのですが、格安税理士の顧問料には含まれておらず、相談の際に別途料金が発生する場合がほとんどであるという特徴もあります。なにか相談したいことができた場合のみ費用がかかるので、その分毎月の顧問料が安くなります。一ヶ月に何回も相談が必要な方は別として、月に何度も相談しないなら、別途料金がかかる格安税理士の方がお得です。
このように格安税理士には費用面でのメリットが多数存在します。利用方法によっては一般の税理士に依頼するよりも大幅にコストを減らせ、会社の経営に役立てることができます。
終わりに
格安税理士を探す際は、インターネットで事務所のホームページに目を通すだけではなく、他のお客様の口コミやサービス内容、肝心の料金、そして税理士本人についても調べておくことをおすすめします。人柄や仕事に対する理念まで知ることはなかなか難しいかもしれませんが、事前にどんな流れで仕事をしてくれるのか理解しておけば、契約を結ぶ際にもスムーズに話を進められることでしょう。
値段が安い分サービス内容に制限がかかる場合もありますので、自分の希望する業務内容と相手が提供できる業務の違いに注意して、格安税理士を上手に活用しましょう。
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