税理士に事務作業を丸投げするメリットとデメリット

もっと時間が欲しい!記帳代行事務代行するメリットとデメリット

事業を回す立場にいると、本業以外に時間を取られすぎていると感じることが多々ありますよね。

 

本当は商品の開発や売り込みに時間を割きたいのに、請求書などの帳票類の発送や振込み、給与管理などに大幅に時間を取られると、大切だとわかっていてもつい後回しにしてしまいます。

 

しかし後回しにすればするほど自社の正確なお金の流れが把握できなくなり、年度末に焦って記帳したり、振込が遅れて取引先に迷惑をかけることにもなりまねません。

 

 

最近は自動会計ソフトもいくつか出ていますが、ある程度の専門知識と、毎年改正される税金の知識は必要です。さらに、焦って入力した帳票でミスがあり「申告漏れとして税務調査が入る」などの事態は避けたいことです。

 

記帳代行や事務代行までできる税理士がいる

会計業務の丸投げというと領収書の束や通帳のコピーを渡してそれを入力して、現金出納帳や総勘定元帳を作成してもらうという作業を代行してもらっていたのですが、最近は違います。

 

インターネットバンキングを利用して、振込や支払の代行もしてくれるのです。

 

それ以外にも請求書の発行、発送業務や給料計算から明細の発行まで請け負ってくれる会計事務所も登場しています。

 

個人事業主や設立間もない企業で日々に業務に集中したい場合はこのサービスを利用すれば事務量はかなり軽減されるはずです。

 

税理士に丸投げするメリット

 

税理士に会計業務を丸投げするメリットは、事務量を軽減したいという悩みに対応できるところにあるでしょう。

 

振込みや請求、給与計算などの煩雑な業務を全てお願いすることで、自分はもっと本業に時間を使うことができ、基本的な会計の知識を勉強する時間や毎年の税制改正に対応する時間も削減可能です。

 

そして、プランにもよりますが自社で会計責任者を雇うより低コストにできる可能性があります。

 

会計ソフトを導入するコストに加え、採用、税制改正に対応するための研修費用、給与コストなどを考えると、会計事務所に丸投げしてしまったほうが高精度で安いという場合も多々あります。

 

人手不足の昨今、急に会計責任者が辞めてしまった場合や人材が見つからない場合のリスク管理にもなるでしょう。

 

デメリットはスピード感に欠けること

もちろんデメリットもあります。

 

リアルタイムで正確な経営状況を把握することが難しくなる事です。

 

現在行っている取引がどれだけの利益を生んでいるのか、今後どの分野に力を入れていくべきかなど経営方針の決定をする際、自分で会計を取り仕切っているのであればすぐに試算することができます。

 

しかし、例えば「新しい設備投資が必要だけど、資金繰りはどうだろう?」と考えたとき、税理士に丸投げしていると試算表の作成を待つ時間が必要になります。

 

毎月の報告に加えて、すぐに相談でき、対応してくれる税理士を選ぶことが大切です。ビジネスにはスピード感って必要ですからね。

 

おわりに

税理士に会計業務を丸投げするメリットはとても大きいものです。

 

事務作業さえなければもっと営業できるのに。とか

 

事務作業さえなければもっと商品開発できるのに。とか

 

そういった問題を解決できるサービスが税理士側でも始まっています。確かにコストはかかりますが、そのコストの分自分が集中して稼ぐことができるので便利なサービスですね。

 

特に個人で事業をされている方や創業間もない方、会計コストを減らしたいと考えている方にとって、手足となって会計業務を取り仕切ってくれる税理士は事業を発展させるための強い味方となるでしょう。自社の状況と照らし合わせて、うまく付き合っていきたいものです。

 

実際に利用したおすすめ税理士紹介サイト

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